みなさんこういうの、見たことありますか?
これぞ格安の落とし穴!
空港にて、手荷物の大きさを測る装置です。
下の部分が会社規定の大きさになっていて、荷物を入れてチェックします。大手航空会社のカウンター前にもひっそり置いてありますが、格安航空会社(LCC)の場合は存在感が違う!とくにこのあいだ乗った Ryanair と Easyjet ではかなり活用されていました。
まずは復路の Ryanair にて・・・
搭乗前、写真の装置で荷物をチェックされること3度。チェックインカウンター、手荷物検査の前、搭乗前。今までこれをこんなに使ったことはありません。
持ち込みが認められているのは 55×40×20㎝ の荷物ひとつだけ。キャリーバッグのほかにハンドバッグやカメラ、パソコンなどを持っていても、必ずまとめて1つにしなければなりません。それも厳しいですよね。
わたしのキャリーバッグはけっこうスリムなので、ひとまわり余して入るくらいなのですが、同居人の荷物は一瞬「これダメでしょ」と疑う大きさ。
写真、面白くはないですが、分かりやすいかなと今撮りました。左がわたしの。
ね、ちょっと太めでしょ。
荷物も入ってすこしふくれているので、さらに大きく見える。案の定、荷物チェック嬢に毎回言われていました。そのたびに、怪力で押し込む同居人。車輪の部分がちょっとひっかかるので、ガツガツいわせて取り出していました。チェック嬢からもれる失笑。
まあいちおう無事に通れたんですが、最後までドキドキでした。今まで一度もこんなに手荷物のことでイチャモンつけられたことがなかったので、格安の試練ってこういうものか・・・と実感。怪力でなかったら荷物通らないじゃない。
まあ、ほかの人もけっこうムリヤリ荷物を持ち込むようで、おんなじことをしている人がたくさんいましたが。
ちなみにダメだった場合どうなるか調べてみると、その場で荷物を拒否されるか(そんなことあるの?)、預け荷物に空きがある場合は50€ 払って入れてもらうそうです。・・・50ってありえないっ!
ちなみに、ほかにもオプション料金がいろいろ。
預け荷物は事前予約で 15〜20€、席予約が 10€(基本的に自由席なので早く並んだ者勝ち)、席は予約しないけど最初に搭乗できる権利が 5€ などなど。また、セルフサービスが基本で、事前にチケットをプリントアウトするのを忘れると 40€ とか・・。ひえーっ
このときのチケット、2人で35€ 、すべてのオプションを排除して、この価格で乗りましたが、下手したら格安で取った意味がなくなるってこともありますよねーっ。
あっ、でもでも LCC の特典は、タラップを使わない搭乗も多いので、飛行機が超至近距離で見られるってのはあります。
地味なんだけどちょっとテンション上がる。触ろうと思えば触れます。いやー、飛行機好きにはたまらんばい。
・・っと。
あっ、つぎですね。帰りの Easyjet の話。
基本的にルールは一緒。機内持ち込みは1つのみ。パソコンもハンドバッグも全部1つにまとめて、それ以外は事前に予約。搭乗口で荷物が引っかかったら約50€ です。
今までの経験から万事整えて、同居人も何かあったら怪力で押し通す覚悟でいましたが、なにごともなく搭乗口へ。
あっけなく思いながらも、あとは乗るだけ、と並んでいたところ、うしろのほうからワーワー騒ぐおじさんの声が聞こえてきました。なにやら係員と揉めている様子。ただイタリア語で分からなかったので、すこし様子を見ていると・・・
なんと、急に自分のキャリーケースを虐げはじめました!ベンチの金具でガンガンしたり、足で蹴ったり、地面に叩きつけたり。とまどった顔で見つめる奥さんを尻目に、おじさん、頭にきて壊れちゃったの!?
・・と見ていると、どうやらケースの車輪を狙っている様子。推察するに、車輪の分だけ規定の長さにひっかかり、どうがんばっても中に入れられなかったようです。係員に文句を言ってみたものの「決まりだから」で片づけられ、このままだと50€ 払わされるハメになるおじさんは、これからの移動が不便になろうとも、どうしても車輪を壊すことに決めたらしいのです。
一心不乱にガンガン続けるおじさん。集まる視線。困る奥さん。迫る搭乗時間。わたしたちも流れにのって機内へと向かいましたが、そのときもまだ荷物と格闘していました。その荷物が結局どうなったのか・・。扉が閉まる直前に乗ってきたおじさんの手には荷物がなく・・。
あとはみなさんのご想像におまかせします。
ただ救いだったのは、翌日、ランニングしていた同居人が、エッフェル塔付近で観光にいそしむ2人を目撃した、とのこと!いやーよかった、もう荷物のことなんか忘れてパリを楽しんでください!と思ったのでした。
それにしても、みなさんもこれから LCC に乗る際には荷物にお気をつけくださいネ。なんとなくですが、ここ最近厳しくなっているような印象。そうでなくても、なにかとイチャモンつけて超過料金を取ろうという輩がいっぱいいますから、気をつけるに越したことはないです!
では、またお会いしましょう!