2012/09/06

木曜日のお楽しみ


ついに始まりました!
Master Chef 2012!!

・・・といっても分かりませんよね。いやぁ、なんてことはない、テレビの話です。

フランスでは料理関係の番組がよくあるんですが、中でも対決番組というのか、コンペティション番組がけっこう盛ん。やはりみんな食に興味あるンですねー。

でも、いくつかある中でこの Master Chef が一番好きです。実は2週間前に始まっていて、今日で3回目。

まず、番組の第1回に集まったのは100人。審査をクリアし、何百人いる応募者から選ばれた人たちです。なのにそこから一気に50人、30人・・と減っていき、初回で残ったのはたった19人。

さらに各回ごとに2人ずつ減り、約3ヶ月かけて1人の優勝者を決めます。優勝者には賞金100万ユーロ、自分のレシピ本を出版する権利、そして料理学校へ通う権利が与えられます。

ここで大事なのは、みんな素人だということ。それまでの職業はありますが、ここで人生懸けるために、休職するか辞めるかして参加しています。主婦や主夫はもちろん、デザイナー、教師、漁師、看護婦、金属加工業など、背景は様々。

でも思った以上にレベルも高い!盛りつけもレストランで食べるようなのを再現してたりして、家でもこんなことやってるんでしょうかー。

毎回与えられる試練もけっこうハードで、3つ星シェフの料理を再現したり、20人前をチームで仕上げたり。それを制限時間1〜2時間でやるのは大変!料理の基本はもちろんのこと、技術やクリエイティブさ、知識も求められます。

また、面白いのはそれが行われる場所。
定番のスタジオでのこともありますが、例えば船の上、アルプスの山の上、ニューヨークのビルの屋上、砂漠の中(砂問題はどうなっているの?)etc...

キッチンは本格的な設備ですが、どうやら分解して運べるようになっているようなのです。アルプスのときは酸素を吸い吸い、高山病になりながらも運んだりして・・・。スタッフさんおつかれさまです。

しかも期間中は共同生活なので、回を重ねるごとに、ライバルだけど仲間意識が強くなって、ひとり去るごとに涙の連続です。

感情移入しちゃって、この人たちもたまに涙。


審査員3人組。

写真右のスキンヘッドのおじさんは Frédéric Anton、パリ近郊に Le Pré Catelan という3つ星レストランを持っています。こんな恰好つけた顔してますが、収録中には食材をパクパクつまんだりしてるらしく、甘いものも好き。審査でも料理を食べるため、体型を気にしてか、最近ジムに行きはじめたらしいです。

左のおじさんは Yves Camdeborde 、3つ星シェフのもとで修行、のちに野に下り、今のビストロブームを起こした人です。パリの6区に Le Comptoir du Relais というビストロを持っています。(ここは美味しい!)今年はひげを生やして、ちょっとワイルドに。アゴまわりがシュッとした感じになっていました。

真ん中のめがねさんは、グルメ評論家の Sébastien Demorand、2人のシェフの間でまとめ役的存在です。

もちろん審査は公平にしていると思いますが、番組内で彼らの人間っぽさも垣間みれるのも、この番組が好きなところ。

こうやって教えてくれたりもします。


調理法を聞いたり。


我が家では笑い担当の人。


すみません、みんな知り合いではないんですが、見てると親近感が湧いてきちゃって・・・。だから木曜日は楽しみです。今年はどんな人が勝ち残るのかーっ。

難点は、放送時間が毎回約3時間ってこと・・。長っ
見始めたらお風呂にはいる余裕もないです!でも今日も楽しみです!


それではまた〜


2012/09/03

満月と、パリ


土曜日、めずらしく夜のセーヌ沿いを散歩しておりました。
すると、人だかり。みんなが同じ方向を向いて写真をバシャバシャ撮っています。振り返ってみると・・・。


ノートルダム寺院の上に、ぽっかり満月。

あとで知ったのですが、8月は1ヶ月に2度、満月が見られる月らしく、31日はその2日目だったんですね〜。まあ、この日は9月1日でしたが。

セーヌ越しのルーヴル美術館もキレイ!


パリは秋の景色が一番美しいと思っていましたが、夜の景色もまた美しい!



2012/08/23

オリンピック宣伝部長


みなさん、オリンピック盛りあがりましたか?

前々回に書きましたが、わたしは幸運にも現地へ行くことができ、テレビでもいろんな競技を見て触発され、同居人と草バドミントンでもはじめようかと話しているところです。

男子サッカー、予選での調子が良かっただけに期待しましたが、残念でしたねー。メキシコ以来のメダルを獲ってほしかったですが。ただ、そのぶん女子が良い試合をしてくれたので満足でした。やっぱり女は強い!

それはさておき、現地・ロンドンでひそかに活動中だったもの。

それが・・・


じゃーん!
ロンドンオリンピックのマスコット。

ご存知の方は多いのでしょうか。ユニオンジャック色に染められた宇宙人を。あまりの気味悪さに、写真を載せるのもはばかられましたが、勇気をだして発信したいと思います。どうかお目汚しをお許しください。

こちらが基本形です。



オレンジのほうがウェンロック、水色がマンデビルだそうです。目はカメラのレンズを表していて、頭にはロンドンタクシーのライトを模したものが。

いやー、、子どもたちに愛されるはずのキャラクターがひとつ目なんて・・・。斬新。夢でうなされそうです。

とにかく何がなんだか分からないこの2人が街中に。






最後の写真のようなオブジェはロンドン市内に83体も設置されたそうです。わたしはこのムービースターの1体にしか出会えませんでしたが、ビッグベンや衛兵さん、電話ボックス(!)などに扮したものがあるようです。

現地での「ご本人登場」にもすこし期待したんですが、それは叶わず。写真撮りたかったなー。

オリンピックやサッカーW杯のこういうキャラクターもの、たいてい野暮ったくて不思議キャラ。そのためグッズも大量に売れ残ることも多いみたい。

今回のは・・・どうでしょうか?
わたしにはちょーーっとだけ「噛んでると味わい深くなるスルメ」的おもしろさがある気がします。刺激の強いチーズのように、クセになりそうというか。実はグッズを買おうとして、同居人に止められました。まあ、これと一緒に寝たくはないですけどね。

こんななりで宣伝部長が務まるのか疑問ですが、それ故にみんなの注目を集めているってこと、あると思います。わたしのようにクセになっちゃう人もいますしね。

ネットで調べると、いろいろ情報が出てくるのでホントに気になっちゃった方は探してみてください。誕生秘話を綴ったアニメーションもあるらしいですよ〜。

29日からはパラリンピックが始まります。こっちもまた、かっこ良さそう!不思議キャラをもう1回この目で確かめたいってのもあるし、また興奮の日々がやってくる予感。

やっぱり草バドミントン、始めようかな・・・。


それでは、また!





冷たい飲み物、はじめました。


ご無沙汰しております!

この夏、だいぶゆっくりと過ごさせてもらいました。ちらッとは書いていましたが、どこかに行ったり、何かを見たり、いろいろありました。書きたいネタがたまったので、どんどん放出していきたいと思う次第です。

ところで、先週から一昨日にかけては真夏のパリでした。お日さまが照り続け、最高気温35℃超えの毎日!吹き荒れる熱風!

・・・といっても日本にいらっしゃる方は「なーんでぃ、それっくらいで弱音吐きやがって、こちとら何ヶ月も真夏でぃ!」と思われることでしょう。

ハイ、もちろん存じております。日本のみなさまのご苦労を思うと、自分にはもっと忍耐力が必要だと反省する次第であります。

・・・が、

こんな暑さに慣れていないフランスで、冷房の効かなさといったらないですよ。

もちろんガンガンに冷房効かせるのもどうかと思いますが、「冷房効いてます」とお店に書いているのにもかかわらず、入ってみるとぬるい風。中にいる人の熱で温まっちゃってるんじゃないの?と思うぬるさ。

食べもの屋さんはさらに火を使うので、その熱もあいまって外と変わらないくらいの熱気。食べてる間に汗だくです。

メトロの中もむったりした空気で、なんだか体に悪そう・・・。長距離電車のシートは素材がもけもけしているので熱をたくわえちゃって、寄りかかるとあったかい。

という具合です。考えただけで汗が出ちゃうでしょう??パリで涼しいのは美術館、デパート、銀行、といったところですかね。

テレビでは「水をたくさん飲みましょう」「一番暑い時間帯に出歩くのはやめましょう」「激しい運動は朝晩に」と注意喚起していました。それなのに、昼間に走る救急車をよく見かけたのは、熱中症になった人が続出ということ?そういえば、かんかん照りの15時くらいにランニングをする人を見かけたような・・・。

そんなわけで、先週は同居人も休みだったのにあまり遠出はできず、家にいることも多かったので、ついにおうちカフェ、はじめました!

メニューはこちら。


このうすオレンジ色の飲みものは、グレープフルーツソーダ。
我が家定番、100%グレープフルーツジュースをソーダで割りました。グレープフルーツの酸味が炭酸とよく合います。飲んだ後もすっきり爽やか。ビタミンが足りないときにはぜひ!

次はこちら。


うす〜いハチミツ色の Hyldeblomster という花の蜜のシロップをソーダ割りしました。この飲みもの、デンマークの定番で子どもたちが大好き。日本語でなんというのかな・・・?えーと、「エルダーフラワー」というらしいです。味のほうもハチミツのよう、ほのかな甘みでほっとします。

さて、夏に必ず飲みたくなるのはアイスコーヒー。


日本発祥のものなのか、こちらでは見かけません。おしゃれなカフェでは頼むと出てくることもありますが、まどろっこしいので作りました。我が家のコーヒーは豆を挽くところからはじめるのですが、アイス用に濃いめで作るのが難しいです。
最近は、おいしい牛乳を買ってきて作る、冷たいコーヒー牛乳にもハマっています。

最後の2つはベリーシリーズ。


まずはブルーベリージュースです。

春から今にかけてのこの季節、街の市場にはブルーベリーがたくさん!生で買うとすこしお値段が張りますが、冷凍でも売っていますのでそっちのほうが経済的かもしれません。

ブルーベリーを1.2倍ほどの水で煮て、エキスが抽出されたらお好みの甘さまで砂糖を加えます。ほとんど自然の成分なので、体にもいいし、目の健康にもいいですねぇ。残った果肉でジャムも作れちゃうのでムダなし!美味しい!

そして我が家の新定番となりつつあるのがこちら。


ラズベリーのジュース、ソーダ割り。
こちらもブルーベリー同様、実を煮出してジュースを作りました。しっかり味が出ていて、とってもきれいなピンクの色が出るので見た目も楽しめます。

ブルーベリーの濃厚でエレガントな感じに比べ、こちらはすっきりはじけるような酸味と甘みが楽しめます。同居人にもリクエストをもらっているので、今度は多めに作ることにしましょうか。

と、こんな感じで想像カフェを楽しんでおります。少しはみなさんの納涼に貢献できたでしょうか?わたしは飲みすぎて少々おなか具合が心配ですが、まだまだ続けたいと思いますよ。最近はすももや梅、桃の季節になっているようです。今度は桃ジュースに挑戦してみようかな?

幸い、パリの暑さももう過去のことになり、今日はすっかり秋の風。パリに一番似合う秋の季節がもうすぐです。美味しいものも増えてくるし、こちらで食欲の秋を堪能したいと思います。

でもそのまえに夏休みの宿題を片づけるべく、夏のできごとを綴っていきますので、またこちらにお越しいただければ嬉しいです。

それでは!



2012/08/02

初ロンドン!初オリンピック!


今回、この時期に非常にタイムリーな話題を。


前回もお伝えしましたが、わたしは(大の、と言うにはおこがましすぎるので)けっこうサッカーファン。その思いがサッカーの神に通じたのか、ご縁があってチケットが手に入ったのでありました!

7月29日、日本対モロッコ戦!
そして人生初のオリンピック観戦!!

また後日書きますが、実はその前の1週間は北欧へ旅行をしていて、28日に帰宅。その翌日にはユーロスターに乗るという、ちょっとムリヤリやけくそ、でもオリンピックの為ならイバラをかきわけてでも!

試合開始時間は17時のため、午前のうちにロンドンに着いて(パリからたった2時間半!)市内を少し観て、試合へ臨む、という予定を思い描いていたのですが・・・

会場のニューカッスル、なんと調べてみると、イングランドの北東部の都市、ロンドンから電車で3時間とな!?

本当にロンドンオリンピックかと疑念が。だってロンドンじゃないんだもの。パリ−ロンドンよりも長いなんて・・・。もしかしてロンドン市内に同じ名前のスタジアムがあるのかもと調べてしまいましたよ。

まあ、でも、ほぼ確実に、電車で3時間の場所なので、パリから着いてすぐ、電車を乗り換えて、ニューカッスルへと向かったのでした。

ところで、ロンドン市内の鉄道発着の主要駅は Kings Cross キングクロス駅。この駅はハリーポッターの中でも、ホグワーツ行きの電車が発車するところとして登場するじゃないですか!荘厳な古き良きロンドンを象徴していて、とっても雰囲気のある建物のイメージ。それを見たかったのに、

実際は・・・



超モダン!電車も新幹線みたいじゃないの・・・。もっと古い車両を想像してたのに、残念すぎです。

そういえば思い出しましたが、撮影には今では使われていない古い駅舎(別の駅)を利用したとかなんとか。だから映画に出てくるようなキングスクロス駅は想像の産物だったんですねー。

まあ今回はサッカー観戦が目的なので、気を取り直して車内に乗り込み、発車する前に駅弁(サンドだけど)を食べて、戦いに備えました。

そして3時間後、到着です!


オリンピックの表示を見て、やっと安心できました。電車に乗りながらも、オリンピック風の乗客があまりいなかったので、実はまちがえてるんじゃないかと不安になっていたのです。

駅から会場までは徒歩15分ほど。要所要所に案内の係員さんがいて、やさしく道を教えてくれたので迷うことなくスタジアムへ。


なかなか厳重な荷物検査(バッグの中身全部出さされる)を経て、中へ。オリンピックマークが感激ですぅ!




そして選手入場!席もだいぶ埋まっています!



日本、モロッコのサポーターも思った以上にいましたが、やはり大半はイングランド人 or 周辺住民の方々。カップル夫婦親子連れ。なかでもおじさん率が高い!外国でサッカー観戦するたびに思いますが、おじさまたちはサッカーが大好物。この日もまわりの席はそんな人たちで埋まっていました。

仲間と騒ぐ人々、孫と一緒に観戦の人、夢中になって大声で「打て!」「ほらそこだってば!」と叫んじゃう人(わたしも多分にもれず、ですが)さまざまでした。

日本の惜しいシュートが続く中、後半39分にやっと日本にゴールがうまれると、日本ファンとか関係なくイングランドおじさんたちも一緒に喜んでくれました!そして試合終了のホイッスルで勝利すると、握手をしてくれた青年も。みんなサッカーが本当に好きなんだなと実感です。日本じゃできない体験!楽しかった。

そしてほくほく気分で会場を後にし、調子に乗ってつけたフェイスペインティングとともに、また3時間かけてロンドンに戻ったのでした。

強行日程だったけど、いい1日になりました。そしてサッカー以外のロンドンはまた次回お届けしたいと思っておりますよ。

では、
皆さん夏バテされませんよう!

シーユーアゲイン!


2012/07/20

なでしこ in パリ


19日木曜日、女子サッカー日本 vs フランスの試合を観に行ってきました。

今まで隠してましたが、わたしサッカー大好きなんです!
これまでもいろいろと試合を観に行ったり、熱心にテレビ観戦したりしていました。実は応援用のユニフォームも持ってたりして・・・。うふふ

今回はオリンピック前、いいスタートを切るための親善試合。ちょうどいいことに場所はパリ。これは観ないわけにはいきません!同居人をそそのかして仕事を早退けさせて、はるばる自転車こいで行ってきました。

パリ13区のはずれにあるスタジアム。2万人収容らしいですが、見た目は意外と豪華。



平日17時キックオフというのに、意外と集まってくる人々。
老若男女、ちびっこ、日本人フランス人が入り交じり、続々と会場へ入っていきます。わたしも久々のスタジアム観戦だったので、頭に血がのぼって変なことを口走ったりしていました。

中のつくりはけっこう簡素、売店もあまり充実してなさそう。この日は寒かったので、まぁビールがなくてもいいか〜という気分でしたが、それにしてもちょっとさみしい。


日本とフランスの国旗。ふたつ並んでいるとすこしぐっときますー。


でも目の前でこれみよがしに振られると「ちょっとやめてよ!」って思ってしまう。


そして選手入場、キックオフ!


がんばれ、なでしこ!!!


・・・うん、でも負けてしまいましたよね。2−0。盛りあがってるフランス人たちをねじ伏せてやりたかったけど・・・残念です。

フランス人選手は、遠くから見てても「男子かよっっ」と思うくらいガタイがよくて、背が高く、足も長かった。びっくりです。今度はそれをぎゃふんと言わせるくらい、なでしこさんたちにはロンドンでがんばっていただきたい。テレビで見てます!

なでしこさんたちは今日にもロンドンに向かうらしいです。ヨーロッパは冷夏の今年、パリもすでに秋かよっってくらい涼しいので、体調を崩さないように調整をがんばっていただきたいです。

みなさんも夏の暑さ&寒さに負けませんよう、体調管理を十分してくださいねー。


それではまた!

2012/07/11

格安の落とし穴 2

みなさんこういうの、見たことありますか?


これぞ格安の落とし穴!
空港にて、手荷物の大きさを測る装置です。

下の部分が会社規定の大きさになっていて、荷物を入れてチェックします。大手航空会社のカウンター前にもひっそり置いてありますが、格安航空会社(LCC)の場合は存在感が違う!とくにこのあいだ乗った Ryanair と Easyjet ではかなり活用されていました。

まずは復路の Ryanair にて・・・

搭乗前、写真の装置で荷物をチェックされること3度。チェックインカウンター、手荷物検査の前、搭乗前。今までこれをこんなに使ったことはありません。

持ち込みが認められているのは 55×40×20㎝ の荷物ひとつだけ。キャリーバッグのほかにハンドバッグやカメラ、パソコンなどを持っていても、必ずまとめて1つにしなければなりません。それも厳しいですよね。

わたしのキャリーバッグはけっこうスリムなので、ひとまわり余して入るくらいなのですが、同居人の荷物は一瞬「これダメでしょ」と疑う大きさ。

写真、面白くはないですが、分かりやすいかなと今撮りました。左がわたしの。




ね、ちょっと太めでしょ。

荷物も入ってすこしふくれているので、さらに大きく見える。案の定、荷物チェック嬢に毎回言われていました。そのたびに、怪力で押し込む同居人。車輪の部分がちょっとひっかかるので、ガツガツいわせて取り出していました。チェック嬢からもれる失笑。

まあいちおう無事に通れたんですが、最後までドキドキでした。今まで一度もこんなに手荷物のことでイチャモンつけられたことがなかったので、格安の試練ってこういうものか・・・と実感。怪力でなかったら荷物通らないじゃない。

まあ、ほかの人もけっこうムリヤリ荷物を持ち込むようで、おんなじことをしている人がたくさんいましたが。

ちなみにダメだった場合どうなるか調べてみると、その場で荷物を拒否されるか(そんなことあるの?)、預け荷物に空きがある場合は50€ 払って入れてもらうそうです。・・・50ってありえないっ!

ちなみに、ほかにもオプション料金がいろいろ。
預け荷物は事前予約で 15〜20€、席予約が 10€(基本的に自由席なので早く並んだ者勝ち)、席は予約しないけど最初に搭乗できる権利が 5€ などなど。また、セルフサービスが基本で、事前にチケットをプリントアウトするのを忘れると 40€ とか・・。ひえーっ

このときのチケット、2人で35€ 、すべてのオプションを排除して、この価格で乗りましたが、下手したら格安で取った意味がなくなるってこともありますよねーっ。

あっ、でもでも LCC の特典は、タラップを使わない搭乗も多いので、飛行機が超至近距離で見られるってのはあります。




地味なんだけどちょっとテンション上がる。触ろうと思えば触れます。いやー、飛行機好きにはたまらんばい。

・・っと。

あっ、つぎですね。帰りの Easyjet の話。

基本的にルールは一緒。機内持ち込みは1つのみ。パソコンもハンドバッグも全部1つにまとめて、それ以外は事前に予約。搭乗口で荷物が引っかかったら約50€ です。

今までの経験から万事整えて、同居人も何かあったら怪力で押し通す覚悟でいましたが、なにごともなく搭乗口へ。

あっけなく思いながらも、あとは乗るだけ、と並んでいたところ、うしろのほうからワーワー騒ぐおじさんの声が聞こえてきました。なにやら係員と揉めている様子。ただイタリア語で分からなかったので、すこし様子を見ていると・・・

なんと、急に自分のキャリーケースを虐げはじめました!ベンチの金具でガンガンしたり、足で蹴ったり、地面に叩きつけたり。とまどった顔で見つめる奥さんを尻目に、おじさん、頭にきて壊れちゃったの!?

・・と見ていると、どうやらケースの車輪を狙っている様子。推察するに、車輪の分だけ規定の長さにひっかかり、どうがんばっても中に入れられなかったようです。係員に文句を言ってみたものの「決まりだから」で片づけられ、このままだと50€ 払わされるハメになるおじさんは、これからの移動が不便になろうとも、どうしても車輪を壊すことに決めたらしいのです。

一心不乱にガンガン続けるおじさん。集まる視線。困る奥さん。迫る搭乗時間。わたしたちも流れにのって機内へと向かいましたが、そのときもまだ荷物と格闘していました。その荷物が結局どうなったのか・・。扉が閉まる直前に乗ってきたおじさんの手には荷物がなく・・。

あとはみなさんのご想像におまかせします。

ただ救いだったのは、翌日、ランニングしていた同居人が、エッフェル塔付近で観光にいそしむ2人を目撃した、とのこと!いやーよかった、もう荷物のことなんか忘れてパリを楽しんでください!と思ったのでした。

それにしても、みなさんもこれから LCC に乗る際には荷物にお気をつけくださいネ。なんとなくですが、ここ最近厳しくなっているような印象。そうでなくても、なにかとイチャモンつけて超過料金を取ろうという輩がいっぱいいますから、気をつけるに越したことはないです!

では、またお会いしましょう!



2012/07/05

炭水化物天国・イタリア


今回のイタリア紀行、これで最終回です。

ミラノから南下し、ナポリを乗り越えて、最後にローマにたどり着きました。ローマでは恥ずかしながら、憧れのヘップバーンのマネをしてみたりして。

人あたりのいいイタリア人も多く、楽しい旅になりました。南下するほど、人が陽気で魅力的。せちがらいパリとは大違いダワ!

このおにーちゃん、おすすめのアクアパッツァを注文したら急にフレンドリーに。


それにしても、いやー、食べた。炭水化物、摂りまくり!

ミラノ名物のオッソブーコ。




カプリ島で食べた貝のパスタ。ソースは濃厚、手打ち麺はモチモチ!




パスタ・リゾットのアルデンテは完璧だし、ソースの作り方も最高に美味い。だいたいハズレなし。付け合わせで出されるパンはスカスカなんですが、パスタソースをつけて食べると、ちゃんと味がしみ込んで、しっとり美味しくなるということも発見しました。ナポリのピザは言わずもがな。

ちなみに、フランス人にパスタを茹でさせるとアルデンテには茹でられないと言いますが(歯触りを感じる感覚がない?)、イタリア人は完璧!これができるのはイタリア人と日本人くらいだろうと思います。

さて、レストランに入ってメニューを見ると、前菜、プリモピアット(パスタ・リゾット)、セコンド(お肉・お魚)、デザートと並んでいます。これ、フランスの習慣に慣れているとすこし戸惑います。というのも、フランスでは各自が前菜、メイン(お肉・お魚)、デザートと取るのが通常だからです。このとおり注文すると、パスタの余地がありません。でもイタリアだしパスタは食べたい。けどひとり4皿は多すぎるし・・・。悩みます。

イタリア在住の知人に聞いたところ、コースで皿数が決まっているのは星つきレストランくらいで、それ以外では好きなように注文していいそうです。だから前菜やパスタを何皿かみんなでシェア、セコンドは1人1皿にする、とか、ひとりはパスタだけ、もうひとりはお肉、と自由に決められるとのこと。

それを知らなかったわたしたちは、デザート以外をひとり1皿ずつ注文していたので、毎食ごとにお腹がパンパンにふくれていました。そして帰ってきてから効果テキメン。ヨコ腹がすこーし太くなっていたんですねー。まあ、炭水化物を毎日おなかいっぱい食べた結果とも言えるかもしれません。

とにかく、1年分のパスタとピザを食べ尽くして、パリに戻ってまいりました。

当分はイタリアンはいらないかなーと思いながらも、現地で味わった美味しさを思い出すと、よだれがでそう。またすぐに食べたくなってしまいます。それにはイタリアに行くしかないってのが大変ですが、またチャンスがあれば、今度は田舎のほうにも行ってみようかな。それまでは、フランスの美味しいものを味わおうと思います。

長々と、イタリア紀行にお付き合いいただき、ありがとうございました!
チャオ!