2011/09/05

チーズ三昧


パリは秋です。

今年は(…といっても例年を知りませんが、)ずーっと夏を待ちこがれていたのに、待てど暮らせど本格的な夏はやってこず。暑さが1週間と続いたためしがありませんでした。

この週末はすこし暑くなりましたが、それも結局最後の悪あがき。今吹いてくる風にはすっかり秋のにおいが混じっています。この際だからいっそのこと、ウェルカム・秋!すっぱり気持ちを切り替えて、秋を満喫しようじゃありませんか。


さて、本題は先週のはなし。

気持ちのいい秋晴れの中、友人・ミーさんと昼下がりのランチ&お茶へ。

ミーさんとはご縁があってパリで知り合ったのですが、彼女はわたしが日本で働いていたときの同僚・ユーさんのいとこ。出会ったきっかけはユーさんの妹さん・エーさんが偶然にもスイスに住んでいて、彼女がパリに遊びに来たときに、紹介してもらったのでした。こんな風につながっていく、人生って不思議。

ちなみに彼女は、夜中にイカをさばいたりするような、不思議な乙女です。(こんなこと書いちゃってよかったかしら…)

で、場所はパリ市内にある “Salon du Fromage HISADA”

1階は正真正銘のチーズ屋さん、たくさんのチーズの中から自分の好みのものを探すことができます。日本の方が経営しておられるお店で、親切な店員さんが日本語で相談にのってくれるのが安心です。

その2階部分には食事スペースがあり、もちろんお茶もOK。以前からここのチーズケーキが気になっていたので、念願かなっての訪問です。

でもその前に、ちょっと腹ごしらえ。ランチメニューのチーズビュッフェを注文しました。スタッフの方が選んだ数種類のチーズと、サラダ、パンのビュッフェです。

まずは前菜にガスパチョにチーズが乗った一品。


わぁキレイ。でもこのチーズの名前、、忘れてしまいました。まわりについてるのは青カビじゃないんだけど…なんだっけ。さっぱりトマト味に合う、コクのあるチーズでした。

そしてチーズビュッフェ。


ひと切れづつ取っていっても、けっこうのボリュームです。好きなだけ食べていいのですが、2回目はちょっと控えめにならざるを得ませんでした。

それぞれのチーズを店員さんが説明してくれて、そのときはちゃんと覚えていたはずなのに…。でもどれも美味しかった。チーズ好きとしてはかなり楽しめる内容です。

そしてついにデザートタイム。2種類のチーズケーキがあるというので、ひとつづつ注文してみました。

こちらが Gâteau d'Or「黄金のケーキ」という名前のチーズケーキ。


しっとりしていて、濃厚だけど重すぎず、酸味が効いていて美味しい。ぺろっと平らげてしまいました。

そしてこちらが変わり種、Tourteau Fromage(トゥルトー・フロマジェ)です。


シフォンケーキのようなふわふわしたケーキで、ヨーグルトのようなさわやかなお味。でもこれ、裏返すと…


黒い!不思議。

フランス西部、ポワチエ地方名物のケーキだそうです。この黒い部分は、食材うんぬんではなく正真正銘のおこげ。味をつけているわけではないので、本当に苦かったです。なんでも、ケーキ職人が間違って焦がしてしまった(だめじゃん)ことから作られるようになったとか。ここまでキレイに焦がすのは逆に難しいと思いますが、フランス人って器用なんだか不器用なんだかよく分かりません。

こんな感じで食べながら、しゃべってキャーキャー言っていたら、楽しくてあっという間に3時間も経ってしまいました。まだまだ時間が足りない気がしましたが、お店の方にもご迷惑だといけないので、またミーさんお茶してくださいね。

そして帰りには1階でチーズをいくつか買って、夕ごはんにはとろとろチーズのラザニアと、フレッシュチーズのサラダで、チーズ食べまくりの一日でした。楽しかった。