2012/06/23

フィレンツェ臓物パラダイス


物騒なタイトルですが、内容は健全です。

さてさて、トリッパってご存知ですか?
これ、フィレンツェ名物らしいです。牛の第2胃袋(ハチノス)の煮込み料理なんですって。臓物好きのわたしたちにはたまりません!ほかにも臓物料理が豊富というフィレンツェで堪能してきました。

まずは中央市場へ。




ひととおり見た印象、安い!この写真のは屋内市場でそれなりに観光地化していましたが、それにしてもパリの物価に比べたら・・・。ほかの庶民的な青空市場ものぞきましたが、そちらはもっと安かった印象。

そして
ヨッ、待ってましたッ!



まっ白つるつる美しい!さすが、キレイに処理してあります。扱いには慣れていらっしゃるフィレンツェのみなさん、素晴らしい。お肉屋さんにずらっと並んでいる図も素晴らしいです。

同居人が臓物臓物としきりに言うので、気を沈めるためにとりあえず食べました。


中央市場内にあるこのお店にて、ほかの人も食べていたサンドイッチを購入。カウンターのおじさんがつくってくれます。ソースはバジル(たぶん)と唐辛子から選べますが、気の弱い同居人は有無を言わさず唐辛子ソースかけられていました。


写真のもみあげの人が同居人というわけではありません。



ひとくち目、いただきました。


ゲテもの食べてる顔じゃないですよー、これ。おいしい顔ですよー。
臭みが全然なくて、柔らかく煮込んであって、味がよーくしみ込んでいて。よかったーおいしかったー。肌もプルプルになったかもしれないです。
ちなみにこれが10時のおやつ。

お昼もひきつづき、お目当てのレストランで牛タンサラダだの、


トマト煮込みだの、

(↑これがトリッパ・・・たぶん) 


いただきました。どれもクセはなくて柔らかくて、苦手意識がある人でもいけちゃうような気がします。やっぱり扱いが上手いからだなっと思います。

この後も臓物は続きましたが、食欲のあまり写真を忘れております。ご了承ください。

フィレンツェの街は、ミラノと違ってこぢんまりしていますが活気があって、石畳とか小径とか、わたしたちのイメージする「ヨーロッパの古き良き街」の雰囲気があり、さらに川も丘も美術品もある、といういろんなものが詰まったところでした。


丘からの眺め。ダヴィデさんの後ろ姿。


干された洗濯物は南に来た!って感じ。



朝晩の雨でテンションがすこし下がったりもしましたが、最後には青空になって気分も晴れやか!

では、鬼門のナポリに出発ですー!
チャオー


2012/06/22

ミラノで目からウロコ


初日、パリからミラノへ到着。空港から出たとたん、むわっと感じる蒸し暑い空気。パリとは全然違う!ホントお隣の国なのに、所変われば・・・です。

ミラノは国際見本市やミラノコレクションが開かれるからか、街は思っていたよりもきっちり整っていました。

メインストリートはお買い物の人でいっぱい。


メトロの表示も心なしかキチっ。


自転車専用道路も整っていました。



こんな小径では興味をひくお店が見つかったりします。


そして、ミラノでやるべきはこちら!



この牛さん、お分かりですか?
幸運の印だそうで、このお方の大事なところをかかとで踏み、止まらずに3回転すると願い事が叶うらしいのです。ミラノ大聖堂のそばにあるガレリア(屋根付き豪華商店街)にあります。

それにしても、踏むのが何故に大事なところなのか?同居人は「牛の痛みを考えると踏めない・・・」といっていました。(すみません、変な話で)実際に踏んでいるのも女性ばかり。しかもきゃあきゃあ言いながらね。男性は苦い顔で見守っておられました。内容が痛いだけに、観光スポットでもあんまり人が群がっていませんでした。

でもそんなこと関係なし。願い事かなえるためにくるっと3まわり。


回るのに夢中で願い事を考えてるヒマなし。ですがとにかく達成です。

ところで、ミラノでのヒットはトリエンナーレ!
なんのことやら、これはミラノにあるデザインや建築関係の美術館です。はじめはミュージアムショップだけのぞくつもりだったのですが、時間もあったし勢いでチケットを購入。実はその時点で、チケットやパンフが好みど真ん中だったので、一気に期待値が上がったのですが・・・。

中に進んでいくとさらに心臓が高鳴っていったのです〜。





実はわたし、ポスターやパッケージデザイン、フォントデザインが大好きでして、意味もなく包み紙やら紙袋やらコレクションしているんですが、このときの展示がちょうどイタリアのグラフィックデザインだったんです!



・・・という展示が延々としてあって、まさに垂涎もの。ですが撮影禁止だったらしく、この時点で係員さんに怒られました。

しかし!です。
今まで北欧デザインにしか興味がなく、フランスのものにはいまいちピンこず、イタリアもおんなじだろうと思っていましたが、この展示を見て目からウロコ。イタリアのものって意外とわたしのストライクゾーンだったんです!ずーっと目がハート心臓どきどき。

・・・あぁ、わたしの胸をふるわせた数々のパッケージデザインをお見せできなくて悔しい。前の写真から雰囲気は分かってもらえると思いますが、せめて入場チケットとパンフだけでもご覧ください。




これを見て、これからの旅は上手くいきそう、と予感しました。イタリアに移住してもいいかもっと思ったくらい。ほかの展示もおもしろかったし、これからはイタリアにもちょっと注目です。

では次回、フィレンツェに行きまーす!
チャオ〜

2012/06/21

イタリア、行ってきました!


戻りました、楽しみました!
前半は雨やくもりで突然の嵐なんてのもありましたが、後半はもうこーんな青空!


日差しがじりじりと痛いほど強くって、日焼け止めをつけてたのに焼けてしまったんですよね・・・。すこし黒くなって帰ってきました。でもパリに着いてみたら肌寒く、くもりがち、・・雨。もう夏は終わりかよーと思わせる天気だったので、イタリアで今年最後になるかもしれない夏を満喫できて大満足です。

今回はミラノ→フィレンツェ→ナポリ(素通り)→カプリ島→ナポリ(素通り)→ローマという、6日間にしてはけっこうハードな日程。でも街によって雰囲気がぜーんぜん違うのを感じられました。街あり山あり、海ありのいいとこどりで、おいしいものもたくさん、またイタリアに来よう!と思う旅でした。

そうそう、初日の早朝バスにも間に合って、問題なく空港に着いたし、心配しすぎたせいで超がつくほど注意深くなって、スリに目をつけられることもなく無事でした。

いちばん良かったのは、人!
どう見ても観光客アジア人のわたしたちにも笑って話しかけてくれたり、道を聞いても嫌な顔しないで答えてくれる人が多かったことに感動!「イタリア人といえば・・」でイメージしていたような陽気な人たちもいっぱいいました。

これに比べたらパリなんて陰気で・・・。  オッと、このままだと愚痴ってしまいそうなのでやめときます。

それでは、これから何回かに分けてイタリア旅行のこと書きますので、楽しんでいただけたら嬉しいですっ。







2012/06/08

格安の落とし穴


毎度毎度、申し訳ありません。
明日から行くイタリア旅行のことで頭がパンパンです。

いろいろ調べあげたつもりだったんですが、・・・あれっ?レストランやジェラード屋以外の情報がありません。これは現地で路頭に迷うかもしれません。有名美術館は予約が必要と知ったのもついこの間です。見てみたらもういっぱいだし・・・。用意周到を目標にしたのにこのありさま。これもB型だからなの?

さらになにか忘れたりしないだろうかとか、スリに遭ったらどうしようとか、いろんな心配が頭を駆けめぐっています。

しかし、今のもっぱらの心配は、「ちゃんと空港に着けるのか?」


出発の日、パリ→ミラノの旅程を Ryanair という格安航空会社(LCC)で行くことにしました。この会社はなにかと安い(安すぎる?)航空券を売り出すことで話題を集めていて、以前ロンドンまで片道1ポンドというキャンペーンをやっていた、LCC 界の革命児。

そして今回見つけた航空券は2人でなんと、35€!同じ LCC でも最近メジャーになりつつある easyjet だと2人で100€、この値段は破格です。

LCC ではサービスが簡素、荷物に超過料金がかかるなど、安さたる所以がありますが、それさえ納得できれば、短距離の移動にはとってもおトク。ただネックになるのは、フライト時間が朝超早い or 夜遅くて時間が有効に使えない、そして空港までの移動に時間がかかる、この2つです。

で・も!

今回の時間はまあまあ常識的、8:30発。Beauvais というパリから1時間というちんまりとした空港ですが、ドゴール空港まででも1時間弱かかることを思えば、とくに変わりはありません。ミラノ着が9:50、そこから市内まで50分、まあ格安航空で行くことを思えばオッケーです。午後も有効に使えますしね。

た・だ!

思わぬところに伏兵が・・・

Beauvais 空港までは市内からシャトルバスが出ていますが、8:30の飛行機に乗るにはなんと、5:30のバスに乗らなければいけないと判明!早っっ!なぜ?

さらに、そのバスに乗るためには最寄りまでメトロで行くんですが、その始発が動き出すのが5:30。・・・間に合わないじゃん。

だったら深夜時間に動いている深夜バスで、と思ったら、いちおう5:00発のバスをつかまえたらだいじょうぶらしいのですが、バス停まで家から徒歩15分。と、いうことは4時には起きないと間に合わなそうです。起きれるのか?

そのシュミレーションをするたびに、バスがちゃんと時間に来るか/着くのか、自分がそんな早朝に起きられるのか、朝の準備がちゃんとできるのか、心配になります。早朝の頭がぼーっとした状態で家を出たら、忘れ物とか火の用心とか戸締まりとか、うっかりするかもしれないし・・・。どきどき。

こうやって、35€で買ったのは航空券と「心配」だったんですね〜。はたしてイタリアで美味しいものにありつけるのでしょうか?あー心配だ。



2012/06/07

アイスの季節


待ってました、この日を!


同居人とわたしが大ファンのスウィーツ屋さん、Pierre Hermé のアイス MISS GLA'GLA が今年もやってきました!

写真のパッケージからすると、おおよそアイスとは思えないところがまたニクい演出。さすが、パティスリー界のピカソ!ニクいよっこのっ

去年は店頭で看板が出ていたので、今年はまだかまだかとチェックしていたのですが見当たらず、販売はまだしていないとばっかり思い込んでいました。でもでも、な〜んとひっそりはじめていたようです。ウィンドーにこっそり、パッケージが並べてありました。

それを見た瞬間、お店に飛び込んだのは言うまでもありません。

フレーバーの種類は店員さんが口頭で説明してくれたので、ちょっとうろ覚えなんですが、10種類ほどはあったかと思います。その日は暑かったので、フルーツ系のソルベ2種類にしてみました。

10センチほどの四角いパッケージ。


その中身は・・・。



Pierre Hermé といえばマカロンらしいのですが、このアイスはマカロン生地でアイスを挟んであります。このマカロン生地がなんとも言えないふわっさくっの食感で美味なのです!!アイスはアイスで素材の味がちゃんとするし、そしてギンギンに甘過ぎない、バランスの取れたお味。

ピンクのほうはバラ味のマカロン+ラズベリーのソルベ。これは Ispahan という名前でケーキバージョンもあります。Hermé さんの定番です。黄色いほうは、パッションフルーツ味。中には肉厚のパッションフルーツ(とおもわれる)果実が贅沢に入っていましたよぉ。

1つ6.20€でちょっとお高いですが、その価値はあります。たまの贅沢には最高のごほうび。見つけた喜びもあってですが、ものの5分で完食してしまいました。でも早食いすぎて詳しく覚えていないので、気になる方はこちらでチェックしてみてください!

ちなみにこれが去年の看板。


もしかしてもっとシーズンになると出現するかも。お店の前で見つけたら、あっ、と思ってください。

日本の Hermé さんでももしかして売っているかな?見つけたらぜひ!!
それでなくてもここのマカロンは一度試されることをおすすめします。なにを食べてもハズレなし!定番もいいですが、意外な味の組み合わせは発見があってしかもおいしい。ケーキもおいしいです。

今年は何回このアイス食べるんだろうか・・・。ぐふふ。チョコレート味はまだ試したことがないので、次回してみようと思います!


2012/06/05

スリに気をつけろ!


ああもう楽しみ!イタリア旅行まであと5日。

準備に(いちおう)余念はありません。行きたいレストランやジェラードショップも同居人が一生懸命さがしております。おかげで食事は、朝昼晩+ジェラード2食が毎日続く予定・・・。

ただ、イタリアへ行く、と言うたび「危ないから気をつけて!」とアドバイスを受けるのが気になります。情報源のガイドブックやネットのサイトにも、おんなじことが書いてありました。ひったくりからぼったくり、スリや力技などいろんなことが起こるらしく、ローマではジェラードをわざと引っかけ、こっちがパニックになっている間にスる、というご当地ネタもあるとかなんとか。

街中危険だらけっていうのなら、どれだけ緊張して街を歩かなくちゃいけないんだろう・・・と今からちょっと不安ではあります。

それを思えば、パリはなんと気の抜けたことか。もちろん危険な話は聞きますが、それなりに気を配っていればイタリアほど緊張する必要はない。平和なんだなーっ、パリ!・・・と思っていたその矢先、ひやっとする出来事が2度、ありました。

まずはある日の晴れた休日。

シャンゼリゼを散歩して、凱旋門の最寄り駅 Charles de Gaulle-Etoile から地下鉄に乗りました。これはメトロ1番線、市内の主要観光地を通る一番乗客の多い路線。改札付近にはスーツケースを持った人、地図を片手に行き先を探している人、観光と見られる人たちでワイワイしています。

わたしたちも切符を買わなければいけなかったので、同居人が窓口に並んでおりました。こういう場所に来ると、わたしは頭の中で「スリに気をつけろ!」という警告が鳴るので、いつものように同居人のサイフをガードするように立ちます。

ふと、隅のほうに視線をやると、中東系らしき15歳前後の男の子2人が、PARIS と大きく書いた観光地図を片手に立っています。ただ、その視線が怪しい。広げた地図ではなく、通行人を鋭い目で見ている。

観察していると、通行人のバッグやズボンのうしろポケットをチェックしている様子。そしておもむろに人の背後にピタッとくっついていき、その人が改札を通っていってしまうとすっと身を引いて、もとの場所に戻る、をくり返しているんです。

そう、彼らはスリの集団。改札を通るときのもたもたする瞬間に、隙があったら盗ってしまおう、そんな算段なようです。

わたしたちは堅いガードのおかげで狙われることはありませんでしたが、ふと気づくと奥のほうで切符を買おうとしている日本人らしき男性(キレイ目の半そでシャツ、ストール、ぱりっとした麦わら帽、ズボン袖まくりという観光って恰好で分かりやすかった・・)が2人に囲まれているではないですか!

なんと、切符の買い方を無理やり教えられている様子!親切を装って、その隙にスッてしまう、常套手段じゃないですか!!OH NO!!!

ドキドキしながら、よっっぽど横槍を入れて助けようと思いましたが、日本の彼のガードも意外に堅かったのか、2人は(たぶん)怪しい動きもなくもとの場所へ。しばらくしても日本の彼がおろおろしている様子もなかったので、だいじょうぶだったとは思いますが・・・。

そのあとさらにぎょっとしたのは、さっきの2人組に仲間が増えて6人ほどになっていたこと。放っておいたらどんどん増えかねません。あんなのに囲まれたらひとたまりもない。そう思って早足でその場を立ち去ったわたしたち。久しぶりに冷や汗が出た経験でした。


さて、それから4日後の金曜日。行きつけのワイン屋さんに行く道すがら、またもメトロ1番線に乗ったわたしたち。この日は平日、観光客に加えて通勤客も多い夕方のことでした。

高級ホテルやショップがある Concorde 駅の手前から乗りましたが、席はいっぱい。ドア付近に立っている人も10人弱で混み合っている車内。そこへ隣の車輌から移ってきたのか、クリスチャーノ・ロナウド風15歳くらいの男の子がどこからともなく現れ、だれともなく「コンコルドの駅はどこ?」と(英語で)尋ねました。

その声につられ、視線を上げて路線表を確認したわたし。同居人は無言。「次の駅だよ」と親切に教えてあげるおじちゃんもいました。

それを聞いた彼はにっこり「ありがとう」と答え、連れとおぼしき女の子に声をかけます。女の子はグッチの帽子をかぶって、同居人のうしろに。ほかにも2、3人の子どもが。

そしてコンコルドに着くと、わーっと騒がしく降りていきました。

それから2駅先にすすんで、車内を何気なく見ていると、隣の車輌から見たことのある集団がやってきました。クリスチャーノ・ロナウド。グッチの帽子。

その瞬間どきっ。。

彼らはこの1番線で車輌を変えながらカモを狙ってる、スリの集団だったんです。あの「コンコルドどこ?」で乗客の気が緩んだ瞬間に狙う作戦だったと思われます。もちろんわたしはいつものしっかりガードでなにもありませんでしたが、さっきいた観光客の中に被害者はいなかったかと不安になりました。

さらに心臓が止まるかと思ったのは、しばらくあとに同居人が「実はバッグ開けらた」と告白してきたことです。見たらショルダーバッグの口という口が全部開いていました。
ヒエーーー

1度目の「コンコルドどこ?」事件で背後にいた女の子がどうやら犯人のよう。バッグが
もぞもぞするので無言で睨んだところ、手を引っ込めたようですが、油断ならん!!幸い貴重品は入れてなく、唯一入っていたハライタの薬も盗られていませんでした。

あー良かったホント。

彼らの姿を見たときに、怪しいかな?とは思ったけれど、女の子のグッチの帽子やロナウドの比較的普通の恰好で、油断していました。

最近は H&M や GAP などのファストファッションのおかげで、10ユーロあれば普通の服が揃えられる時代。恰好だけでは判断できません。みなさんも自分の貴重品を守ることはもちろん、まわりにも十分注意して、観光してくださいね!

ということでここでスリに対する気持ちをきっちり入れ替えて、イタリアではパリ×100 の注意で無事に帰還したいと思います。

チャオ!